理念

建築事業を立ち上げてから特に、家を建てるにあったっての「理念」というものをいつも考えるようになった。
かっこ屋としての理念は創業当時から変わらずある。
　情熱・想像・感謝　
　誠心誠意人に尽くし
　感謝の気持ちを込めて事に当たれ
　常にアイデアを持て
　想像は努力の積み重ねである
　体を大切にし、感謝の気持ちを忘れずに生きよ
朝礼の後には必ず、皆で合唱する。
住宅を建てると言うことは、その人の生活の基盤を創るようなもの。
それだけ重要な事柄を、家を建てる人たち（お客様）は値段と、勢いと大手の信頼度だけで決めてしまっているのも事実。
ハウスメーカー（工務店）がいけない、と言ってる訳ではない、最終的な結果が、本当にそれが夢のマイホームだったのかが問題だ。
私はただ単純にお客様の要望を聞いて、家を建てるだけではお客様の満足度に応えることは出来ないと思っている。
そして、私たちビルダーとお施主様はあくまで、家作りに対して対等であると考えたい。
逆に対等でないと良い家作りは出来ないとも思ってます。
お客様の中には、契約前から何回も打ち合わせを重ねて、他社との値段の駆け引きをして、
最終契約になれば、さらに値段交渉。ハウスメーカー（工務店）は、利益を削って契約。　　
契約後、立場は逆転し、追加工事で利益を取り戻すことに必死になる。何か言えば追加、追加。
選べるといっても２，３種類の中から、、、、結局お客様の不満だけが募っていく。
最終的にはお客様の不満が、工事の荒探しに変わり、小傷や工期の遅れ、無理難題を言い、工務店にクレームを付ける。
こんな話をよく聞きます。これが普通なくらいなのが現状です。
こんなことでは結果両者とも、良い思いはしません。
そしてこんな工務店、ハウスメーカーが多いのも問題である。
しかしながら、たくさん受注をとっているのも事実。
当然受注をとるのだから、儲かる、立派な広告が作れる、モデルハウスが作れる、一応信頼度は増す。
結果お客様は発注する。
　
この繰り返しなんですよね。　　
でも肝心の中身は、お客満足度は、、。
契約を交わした時点で、営業マンは次のことを考えているのも事実。
これでは、私の思っている家作りではないのです。
安心して住める家、
保証のしっかりしている家、
耐震精度の高い家、
吹き抜けのある家、
暖炉のある家、
・・・・・
こんなことは、どこの工務店でも出来るのです。
私は、契約を交わしてからが、ほんとの家作りの始まりで、お客様も楽しんで家作りをするものだと思います。
かっこ屋は創業当時からスローガンとして「夢をかたちに・・・」とうたってきました。
一番大事なことは、お客様の夢をかたちにすること、
そして感動を与えること　が　私の家作りに対する思いなのです。